村橋 勲
研究テーマ
- 南スーダン難民の生計、コミュニティ形成、帰属意識に関する文化人類学的研究、東アフリカの製鉄技術の実験考古学的研究
関心領域
- 文化人類学、東アフリカ地域研究、難民の移動と開発、鉄の技術研究
調査地域
- 南スーダン、エチオピア、ウガンダ
研究業績
論文・著書
- 村橋勲(2006)「エチオピア西南部の製鉄技術と鉄器使用」『物質文化』物質文化研究会81(6); 1-20. 査読無。
- 村橋勲(2007)「鍛冶職人から展望する社会-エチオピア西南部における鍛冶職人の生存戦略」『文化人類学』72(1); 68-94. 査読有。
- 村橋勲(2008)「チャラ-他民族との相克と生存戦略」福井勝義、竹沢尚一郎、宮脇幸生 編『講座 世界の先住民族 ファースト・ピープルズの現在05サハラ以南アフリカ』、明石書店、pp.147-160. 査読無。
- Yamasue, Eiji & Isao Murahashi. (2010) “Traditional Steelmaking in Southwestern Ethiopia: A metallurgical analysis”, Nilo-Ethiopian Studies, 14; 1-18. 査読有。
- 村橋勲(2016)「南スーダン難民をめぐるメディアの言説と難民・ホスト社会の多声性」、王柳蘭 編著『声を繋ぎ、掘り起こす-多声化社会の葛藤とメディア』CIAS Discussion Paper, 66; 28-42. 査読無。
- 村橋勲(2016)「南スーダン難民の生計活動と対処戦略-ウガンダ、キリヤドンゴ難民居住地の事例」『難民研究ジャーナル』6; 163-179. 査読有。
- 村橋勲(2017)「難民とホスト住民との平和的共存に向けた課題-ウガンダにおける南スーダン難民の移送をめぐるコンフリクト」『未来共生学』4; 161-185. 査読有。
- 村橋勲(2017)「難民支援NGOと現地住民の生存戦略-ウガンダの難民キャンプから」、基盤研究B(海外学術調査)報告書、『NGOとアフリカの市民社会』、大阪府立大学人間社会システム科学研究科. pp. 202-221. 査読無。
- 村橋勲(2017)「テレビが作りだすリアリティとフィールドワークの可能性」、椎野若菜・福井幸太郎 編、FENICS100万人のフィールドワーカーシリーズ第6巻『マスメディアとフィールドワーカー』、古今書院、p.41-61. 査読無。
レポート
- 村橋勲(2015)「戦火の一年-南スーダンにおける内戦と和平の行方」、JANES Newsletter, 22; 23-34
- 村橋勲(2016)「至福のひと時-エチオピアのカフェ事情」、太田心平 編「特集カフェという別世界」『食文化誌Vesta-かまどの女神、味の素食の文化センター』103; 26-27.
書 評
- Murahashi, Isao (2013) “Book Review: Kaneko, Morie, Ethnography of Pottery Making: Community-Based Technology of Ethiopian Women Potters”. Nilo-Ethiopian Studies, 18; 45-46
- Murahashi, Isao (2017) “Book Review: Masayoshi Shigeta & Juichi Itani (eds.), African Potentials Series, Vol.4: Subsistence Practices for Avoiding Conflict: Relationships between Eco-Resources and Peoples”. Nilo-Ethiopian Studies, 22: 69-70.
- Murahashi, Isao (2017) 「書評:久保忠行著 難民の人類学――タイ・ビルマ国境のカレンニー難民と移動と定住」『文化人類学』 81(4); 746-747.