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  2. 教員紹介:塩谷 暁代
  • 塩谷 暁代 SHIOYA Akiyo
  • 特定助教
  • 専門分野:文化人類学、都市人類学、アフリカ地域研究
  • キーワード:市場(いちば)、商人、都市-農村関係、農作物流通、キャッサバ、カメルーン、食文化、食料安全保障
  • プロフィール・業績:アフリカ地域研究資料センター 個人HP
  • 担当講座:生業生態論
  • メールアドレス:shioya.akiyo.6s@[この後に.kyoto-u.ac.jpを付けてください]

研究関心

中部アフリカ、カメルーンの都市と農村の調査をつうじて、農と食に関わる研究をおこなっている。都市では、市場(いちば)で農作物販売に特化した零細商人の調査から、都市-農村間の農作物流通とアクター間のネットワークについて考察してきた。農村では、主食作物であるキャッサバの生産・加工から商品化に至る過程とキャッサバ食文化に着目し、生計向上に向けたアクションリサーチに取り組んでいる。

〔アフリカ地域研究演習Ⅰ~Ⅳ、アフリカ論課題研究Ⅰ~Ⅲ、アフリカ地域研究公開演習、アフリカ臨地演習Ⅰ~Ⅲ〕

現在取り組んでいる研究課題

  • JST/JICA 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)環境・エネルギー(地球規模の環境課題)「在来知と生態学的手法の統合による革新的な森林資源マネジメントの共創」(研究代表者:安岡宏和)(2018-2023AY)
  • JICA草の根技術協力事業(パートナー型)「カメルーン国東部州における小規模農家を対象としたキャッサバ商業化支援事業」(NPO法人平和環境もやいねっと、株式会社タスクアソシエーツ)(2018-2022AY)
  • 日本学術振興会 特別研究員奨励費(PD)「「アフリカ都市における零細商業の展開と女性商人の社会ネットワーク形成に関する研究」(研究代表者:塩谷暁代)(2016-2019AY)

主な業績

  • Shioya, A. (2023) Cassava commercialization and reactions in producing areas: A case study in rural Eastern Cameroon. African Study Monographs, Vol.61, Center for African Studies, Kyoto University, pp.139-164.
  • 塩谷暁代(2020)「都市に生きる『母』たち―カメルーンの首都ヤウンデの生活経済をささえる力」,和崎春日編『響きあうフィールド 躍動する世界』,刀水書房, 587-607頁.
  • Shioya, A. (2013) Cassava Processing and Marketing by Rural Women in the Central Region of Cameroon. African Study Monographs, Vol.34 (4), Center for African Studies, Kyoto University, pp.203-219.
  • Shioya, A.(2013) Dynamics of women’s commercial activities in urban food supply of Cameroon: A case study of Yaoundé and its hin-terland, Lekié Division. African Religious Dynamics for knowing the 21st century Africa, Vol.1, Nagoya University, pp.191-202.